恩田武史展を見に行ってきた

9月25日に行った足穂展で知り合ったのが恩田武史さんなのですが、彼が個展を開くということで行ってきました。大阪は心斎橋のArtist Space CEROというところで開かれています。一階にジーンズメイトが入っている雑居ビルの二階にあります。前回の個展は絵画だったという話なのですが、今回は造形芸術です。
造形芸術というと、私はkaoさんの妖精人形しか頭に思い浮かばなかったもので、せいぜい50cmぐらいだろうと勝手な先入観を持って行ったのですが、大間違いでした。私の背丈を越えています。2メートル近くあります。無駄な先入観を巨体で叩き潰されてびっくりしてしまいました。
目玉が印象的な造形物なのですが、目玉というと象徴するものは見るもの/見られるものという区分けについてや、あるいは監視するものという意味で不安感を表すものを意味したりしますが、そういう威圧感はないのです。人間の顔の表現として目玉がたまたまフューチャーされてしまった、という感じです。歪んだ顔をしてはいますが、それは奇形を表すのではないようです。表情は落ち着いていますので。睨むのではなく、眺めるという印象。世界というものに対して受動的な態度があるように思いました。
恩田武史展の詳細は次の通り。
恩田武史展
2011.10.4-10.15
open 13:00-19:00
(日曜休廊、最終日-16:00)
"CLOSING PARTY" 10.14(金) 17:00-
Artist Space CERO
〒550-0014 大阪市西区北堀江1-13-11 友成ビル二階
tel 06-6538-0077
まだ会期は残っているので気になる方はいってみてください。
一応、写真を一枚載せておきます。

恩田さんへ私信
どらやきご馳走さまでした。食べてばっかりですいませんでした。